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立山連峰のふもとで初代レッドアローに乗る(富山地方鉄道)

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 首都圏と北陸地方との行き来は北陸新幹線の開業によりものすごく便利になりました。
「かがやき」なんかに乗ってしまうと、列車の旅を楽しむまでもなく一瞬でついてしまうという印象。

 昔は東京から富山・高岡・金沢へというと、越後湯沢で「特急はくたか」へ乗り換えで3時間以上かかりましたが、それはそれで「特急はくたか」にのって、在来線最高速度160kmを体感し、そして駅弁をたべながら立山連峰の景色、日本海の景色をのんびり眺めるというのは悪くなく、それも一種の楽しみでした。新幹線での富山・金沢の往復は少しあっけなく感じてしまいます。

 3月に富山を訪れた際、富山から東京への帰り道、時間があったのでいきなり新幹線に乗らず少しでも鉄道の旅を堪能しようと、電鉄富山から新幹線と接続する新黒部駅(黒部宇奈月温泉駅)まで富山地方鉄道に乗ることにしました。




 乗ったのは宇奈月温泉行の特急列車。
車両はというと、元西武の初代レッドアロー号。こちらではアルプスエキスプレスという名で運転されています。西武鉄道は今は新型特急LAVIEWがデビューし話題になっていますが、初代はこの車両。その後ニューレッドアロー号も登場しましたが、「レッドアロー号」というと今でもやはりこの車両が一番しっくりくるという人も少なくはないのではと思います。

 実はこの車両、JR九州の「ななつぼし」や「特急・新幹線つばめ」のデザインで有名な水戸岡鋭治さんの手でリニューアルされています。しかし外装はあまりいじられおらず、初代の風格をそのままに生かされている点はすばらしと感じました。


 よいよ車内へ。
 車内は木をふんだんに使った温かみと遊び心のあるデザイン。さすが水戸岡さんというという雰囲気です。3両編成のうち、1号車と3号車は普通車両。2号車はカウンター等がある観光用車です。3月のオフシーズンということもあって観光客と思しき人は数人だけで、ほぼ乗客は1号車と3号車に地元の方でした。 

 富山駅を出ると列車は富山平野をのんびりと走っていきます。
心地よい揺れにゆられながら車窓の風景を楽しみます。
 車内はリニューアルされているものの、レトロな雰囲気が残っていて、子供のころにのった特急列車にのっているようでとても懐かしい感じがします。

 途中海は見えるだろうかとふと車窓を気にしていましたが、少しだけみることができました。残念ながら、旧北陸本線(現あいの風鉄道)のように富山地方鉄道からは間近には海を見ることはできません。


 しかしこの列車の一番の車窓は何といっても雄大な立山連峰。3月ということもあり、雪化粧をした立山連峰をまじかにくっきりとみることが出来ました。
 この景色をみるだけでもこの列車に乗る価値は十分あるのではと感じます。
 

 列車は中滑川や電鉄魚津等に停車し、あっという間に新黒部。富山から新黒部までは特急だと1時間弱。短い時間ですが列車の旅を堪能しました。

新黒部駅では駅前にある観光ギャラリーを見学し、黒部宇奈月温泉から新幹線に乗り込みました。

新幹線ができた今、時にはあえて在来線やローカル線に乗り換えて、ゆったりとそのその土地の風景を楽しむ。そのような余裕も時には必要だと思います。

富山地方鉄道とは

富山地方鉄道公式サイト
https://www.chitetsu.co.jp/

アルプスエキスプレスの詳細

アルプスエキスプレス
https://www.chitetsu.co.jp/?page_id=3838
※富山山地方鉄道は夏と冬で特急のダイヤが変わり、夏季期間は
アルプスエキスプレス(レッドアロー車両)は立山方面を主に運転されるようです。
レッドアロー号の車両に乗りたいという場合は、注意をお願いします。

立山線PR動画

立山線PR動画
https://www.youtube.com/watch?v=9jTvSht89FU&feature=youtu.be
立山線のPR動画が魅力をうまく表現できていて素晴らしいです。
今回私が乗ったのは宇奈月温泉方面に行く本線ですが、これを見ると立山線にも乗ってみたくなります。

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